【2023年】Canadian College学生寮のリアル(後編)

こんにちは、2023年の9月からカナダのバンクーバーに留学中のMomoです。
この記事では私が滞在しているCanadian Collegeのschool residence(学生寮)についてのリアルをご紹介します!前編では寮から学校までの距離や部屋の振り分け、寮でのルールについてをお伝えしました。
後編では、寮の設備や具体的な生活についてをまとめます。


寮の設備
学生寮を検討中の方の中には、寮の設備について詳しく知りたい人もいるのではないでしょうか?実際、私が寮に入った頃は「え、これもないの!?」なんて驚くことが結構ありました。ここではそんな、CCやCCELの学生寮の設備について、できるだけ細かくご紹介できればと思います。

部屋の設備
相部屋か1人部屋かは関係なく、部屋の中には勉強机(引き出し付き)と椅子・シングルベット・クローゼット(中にハンガー数個)があります。クローゼットはある程度なら余裕で服がしまえる大きさです。相部屋の場合、クローゼットも共用になってしまうので、洋服をたくさん持ってくる方はクローゼットにしまう洋服の数を少し考えて使用する必要があるかもしれません。
キッチンに揃っているものは?
キッチンには何種類かフライパンと鍋があり、普通に料理をする分には今の所不自由はありません。トングやおたま,ナイフ,まな板,菜箸など一式そろっていました。お皿やカトラリーも必要最低限の物はそろっていたのでその辺りは心配いらないかなとは思いますが、お箸の1膳くらいは持ってきておいた方が良いかもしれません。


調味料は部屋によって置いてあるものが異なるかと思いますので、必要な場合は渡航後に買い足す必要があります。
キャリーケースで日本から持ってくるのも全然良いと思いますし、こちらで買うとどうしても日本で買うより高くはなってしまいます。調味料は重いので、そこはご自身の荷物に優先順位をつけながら決めるのをおすすめします。
日本の調味料を買えるお店も近くにあるので、こちらで買う人も多いです。(私は悩んだ末、調味料は持ってくるのをやめました。)ラップやジップロックなどはあまり重さもありませんし、なにかと使えるので、スペースに余裕があれば持ってくることをお勧めします。
電子レンジは使用タイミングに注意
他にキッチンで使えるものといえば、冷蔵庫と電子レンジです。


冷蔵庫は1人一段使えて、冷凍庫は仕切りなどはなく小さいので入れるものに配慮をしなくてはいけない可能性もありますが、普通に使えます。電子レンジは1200wのみ。威力が強すぎてドライヤーと同時に使ってしまうとブレーカーが落ちてしまう(らしい)ので注意が必要です。
カナダのシャワー&トイレ
日本でシャワーを使う時は量や温度が調節できる家が多いですよね。ですが寮のシャワーで調節できるのは温度のみです。もちろん湯船はありません(笑)熱すぎたり冷たすぎたり、最初は温度調節に少し苦戦しましたが、すぐに慣れるので大丈夫です。
トイレはシャワー室の奥にあります。シャワーやトイレを使用する際は、1番手前の扉の鍵を閉めて使います。

海外の洗濯機は服が傷みやすいってホント?
洗濯と乾燥はどちらも寮の地下にあるランドリールームで行うのですが、驚いたのが洗濯機と乾燥機が両方とも一台ずつしかないこと。なので洗濯はタイミングを見計らって行わないと「したい時にする」はできないので注意が必要です。部屋から地下まで洗濯物を運ぶ際や、終わった後部屋に洗濯物を持ち帰る際、大きめのランドリーバックやIKEAの袋などがあるととても便利なので、持ってくることをお勧めします。
洗濯と乾燥は別料金!それぞれいくらかかる?
そして洗濯と乾燥にはそれぞれ料金がかかります。洗濯は1回$1.50、乾燥は1回$1.25です。簡単にいうと、1回の洗濯と乾燥に必要なのは1ドルが2枚と25セントが3枚です。

洗濯のためだけに1ドルと25セントを常に何枚か持っていないといけないのは少し不便に感じます。(こちらでは現金をあまり使う機会がないので、私は銀行で口座開設したときに、ついでに両替をしてきました)

【画像つき】カナダで洗濯したらこうなった!乾燥の威力は?
洗濯機と乾燥機の威力はというと、結構回されますが、ほつれても少しといった感じでしょうか。私も現時点ではまだ数回しか使っていないのですが、今の所はタオルが少しほつれたくらいで済んでいます。全て洗濯ネットに入れられたら良いのですが、服やタオルをネットに入れたまま乾燥機にかけてしまうと乾かないことがあります。
なので私は下着類や靴下のみネットに入れて乾燥するようにしています。トレーナーやバスタオルなどの生地が厚いものが乾くのか心配でしたが、意外とふんわりと仕上がったので安心しました。


寮生活をするにあたって用意が必要な日用品
私は実際に寮に着くまで、何があって何がないのかという知識がほぼゼロの状態でした。その状態で部屋に入り、びっくりしたのがトイレットペーパーがないこと。
トイレットペーパーは備え付けのものがないため、各自で買いに行って用意する必要があります。
洗濯洗剤もトイレットペーパーと同様に、各自での用意が必要です。私はラッキーなことに、私とほぼ入れ違いで出ていってしまったシェアメイトが「余ったからあげるよ」と譲ってくれた洗剤を使っています。それもそろそろ底をつきそう。
- トイレットペーパー
- 洗濯洗剤
バス用品に関しても寮には何も置いてありません。そのため、シャンプーやボディーソープなども用意する必要があります。私はシャンプー類とスキンケア用品は持ってきましたがボディーソープを持ってこなかったため、こちらで買い足しました。
ドライヤーもないので、持ってこないと渡航後に買うことになります。必要な方は持ってくることをお勧めします。(カナダなら変圧器なしでも使えますが、不安な方は変圧器も持ってくると良いと思います)
- シャンプー
- コンディショナー
- ボディソープ
- スキンケア用品
- ドライヤー
目指すは完全自炊!私の寮での食生活
CCEL(CC)の寮には食堂のようなものがないので、食事は基本的に全て自炊もしくは外食です。カナダで外食をする場合、ほとんどの場所はとても値段が高いので、私は自炊を心がけていますが、他の寮生の中にはほぼ外食という子ももちろんいます。
そもそも日本での食材の相場も把握しきれているわけでもないので、カナダに来て数日は、どんな食材が安いのか、何を作ったら良いのかなどがさっぱり分からず。最近ようやく、少しずつですが栄養まで考えて調理できるようになってきました。
- チルドごはん(パックごはん)
- パスタソース
- 各種スープ
- フリーズドライの味噌汁 ←できるだけ軽く済んで美味しいもの
- かつおだし、昆布だし
- 鶏がらスープの素
- 塩昆布
- 乾燥わかめ
- 韓国のりのふりかけ ←サラダとかにも使えそう
- 納豆ふりかけ ←日本食が恋しくなった時に
- もずくふりかけ
- インスタントラーメン
- カップ麺
- インスタント抹茶ラテ(粉末)
ここからは、私が普段使っている寮周辺のスーパーをいくつかご紹介します!
SAFEWAY
SAFEWAYは寮から徒歩1分以内で行ける近くのスーパーです。値段が高すぎることもなく、店舗内も広いのである程度のものならここで全て揃います。
お会計の際は、クレジットカード利用であればセルフレジも使用が可能です。

No Frills
No Frillsは寮から徒歩8分と、SAFEWAYよりは少し遠くに位置するスーパーです。

No FrillsではNo nameというお手頃価格のオリジナルブランドを扱っており、他の商品も値段が比較的安めに設定されているので、私はSAFEWAYよりもNo Frillsへ行くことが多いです。先日初めてNo nameブランドのパスタとパンを買ったのですが、パスタは900gと大容量で$2.29(約250円)、パンもたくさん入って$1.19(約130円)ととてもお手頃価格でした。

ちなみに、相場が分からずにカナダに来てすぐにSAFEWAYで購入した↓こちらのパンは(調理済みで分かりづらいですが)8個入りで約640円。日本のスーパーなら5本で200円しないので、やはり、「安くはない」という印象です。


そんなわけで、節約のためなら8分なんて余裕で歩けてしまいます(笑)
Hannam Supermarket(HNS)
Hannam Supermarket(以下HNS)は、寮から歩いて8分、ロブソン通り沿いに位置する韓国系アジアンマーケットです。

日本では当たり前に売っている薄切り肉や、しめじなどが普通のスーパーでは売っていません。そのため、そういう食材を買うのによくHNSを利用しています。HNSには、冷凍の薄切り豚が売っていて、とても使い勝手が良いのがお気に入りです。

HNSの他にも、もう少しダウンタウン中心部に行けば韓国系マーケットや日系マーケットのFujiyaなどもあるので、自分の用途に合わせて色々比べてみるのが良いかなと思います。
まとめ
最初は慣れない自炊や初めての知らない人との共同生活に少し不安を抱きながらの生活でしたが、滞在して3週間が経とうとしている今では、寮での生活にだいぶ慣れを感じています。多少の不便はありますが、寮も悪くはありません。
この記事がカナダへの海外留学や、入寮を考えている方の参考になれば嬉しく思います。

